3C分析を実行すする為の3ステップ
SWOT分析、「強み(Strengths)」「弱み(Weaknesses)」「機会(Opportunites)」「脅威(Threats)」の頭文字で、これらの4つの要素から自らを取り巻く環境を分析する方法です。
そして、3C分析でいえば「強み」「弱み」が「自社(Customer)」や「競合(Competior)」となり、外部環境となります。3C分析の結果をこれらに再度落としこんでいきます。
SWOT分析の各項目に要素を記入していくと、さらに新たな発見や問題点が浮き彫りになったりします。内部環境は、自分の現状やWebサイトやブログのコンセプトであり、自ら努力で改善できる能動的要因です。
解決や、改善すべき事項を書き込んでいくと、さらに得意な分野や問題点が出てきますので、それらを追加します。
外部環境は、政治経済や業界単位で発生する事象で自分の力では変更不能な受動的要因です。輸入先の国に天災があり、輸入ができないなどのマクロ環境要因(経済、テクノロジー、政治、法規制、社会、文化)です。
そして、競合相手が新商品で大ヒット商品を販売しているなどの、ミクロ環境要因(顧客、競合他社、流通業者、供給業者)にわけられます。
これらも同時に書き込んでいきます。その結果、「経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)」の状況判断、そしてポジションを明確にしていきます。
SWSOT分析の書き込み方法は、人それぞれですが、SWOT分析の表を作成し、要素を箇条書きにしていきましょう。各項目に要素を埋めたら、表を活用し、さらに分析していきます。
整理していく項目は、「積極的攻撃」「差別は戦略」「段階的施策」「潜在リスク対策」となります。
- 積極的攻撃(強み×機会)=自社の強みで事業機会の創出
- 差別化戦略(強み×脅威)=逆転の発送で事業の差別化
- 段階的施策(弱み×機会)=徐々に改善して強みに変える
- 潜在リスク対策(弱み×脅威)=リスクヘッジ対策を練る
ただ単にSWOT分析の各項目に要素を書き込んでいくだけでなく、マトリックス表を活用することで、さらに現況を把握できます。
そして、さらなる具体的な対応策も生まれてくるのです。これらを活かして、Webサイトやブログ運営のプランニングをしていきます。
ここでは、好きこそ物の上手なれをテーマに、好きなことから起業するというテーマで解説していくが、実際には、内容やビジネスモデルのチェックのみならず、Webマーケティングの分析に関して3C分析からSWOT分析を使って行う必要があります。
余裕があれば、Webマーケティングの分析をしたいものです。結局、同じことを繰り返すこととなるため、同時に分析するほうがよいでしょう。
また、情報収集は、マーケティング戦略の各要素のSWOT分析だけでなく、競合サイトやブログのデザインやレイアウト構成などについても実行します。
Webサイト構築前で、実際の運営もせずに、開業コンセプトだけで分析しているので、少し難しいかもしれません。しかし、新たなアイデアやプランも生まれてくる可能性があります。
SWOT分析まで落とし込んでいきましょう。Webサイトやブログのコンテンツのみならず、サイトの使い勝手であるユーザビリティやサービス、そして顧客の好みそうなデザインなどを向上させるプランも練ることができます。
コメントを残す